中日新聞夕刊の連載「ゼロからのナゴヤアイドル学」が書籍化、12月19日に発売されます。SKE48をはじめとする名古屋のアイドルシーンを独自の視点で切り取った一冊が、12月19日に発売されました。
「ゼロからのアイドル学」発売!名古屋はアイドルの聖地?
中日新聞夕刊芸能面で2022年4月から2025年1月まで連載されていた「ゼロからのナゴヤアイドル学」が、再構成および大幅な加筆を経て単行本化されました。
タイトルは『ゼロからのアイドル学―聖地(ナゴヤ)で見る推し文化の現在地』。
「会いに行けるアイドル」文化の誕生から20年。コロナ禍を経てもなお、なぜ名古屋では新しいグループが生まれ続け、熱狂を生み出しているのか。SKE48はもちろん、「BOYS AND MEN」や「TEAM SHACHI」といった名古屋発のグループを取材対象に、東京・大阪・福岡との比較も交えて「アイドル文化の現在地」を読み解く内容となっています。
表紙にはSKE48の写真も採用されており、ファンとしては資料的価値の高い一冊となりそうです。

過去には中日新聞のYoutubeチャンネルにも連載に関わるインタビュー動画がアップされています。
書籍の掲載内容
ゼロからのアイドル学―聖地(ナゴヤ)で見る推し文化の現在地 の 商品概要
キラキラの向こう側に何があるのか?聖地から全国の熱狂を読み解きアイドル文化の“今”を知る。ファンと業界人、全てのアイドル関係者に贈る一冊!
目次
第1章 実は、名古屋はアイドルの聖地!?
第2章 アイドル今昔
第3章 名古屋で活躍し続けられるワケ
第4章 「王道」を体現する東京
第5章 「アイドル不毛の地」と言われていた大阪
第6章 もう一つの「激戦区」福岡
第7章 会いに行けるアイドル文化から20年、その先
内容紹介
「名古屋には、アイドルグループが地下鉄の駅の数ほどあると聞いたことがある」。ある地元の芸能関係者はそう言った。名古屋市営地下鉄の駅の数は87駅もある。本当だろうか?
また、アイドルの公演が数多く開かれている栄のあるライブハウスの店長は「実感では東京の次にたくさんいる。365日、市内のどこかでアイドル関連のイベントがあるんじゃないかというくらい多い」と語った。
これらの話を聞いて率直に思ったのは「なぜ、よりによって『名古屋』が?」。人口でいえば、愛知県よりも同じく3大都市に数えられる大阪府の方が多いし、「ものづくりの街」という印象が強い。しかも人気アーティストのコンサートすら「名古屋飛ばし」される、あの名古屋が?
キラキラの向こう側に何があるのか?ファンと業界人、全てのアイドル関係者に贈る1冊!
書籍情報・概要
| タイトル | ゼロからのアイドル学―聖地(ナゴヤ)で見る推し文化の現在地 |
| 著者 | 堀井 聡子(中日新聞社) |
| 発売日 | 2025年12月19日 |
| 定価 | 1,760円(税込) |
| 仕様 | 四六判 / 240ページ |
| 出版社 | 中日新聞社 |
著者・堀井聡子さんについて
著者の堀井聡子さんは1989年生まれ。2014年に中日新聞社に入社し、社会部や北陸本社などを経て2021年から名古屋本社文化芸能部に所属されています。現場取材に基づいたリアルな視点で描かれる「推し文化」の分析に注目です。
連載時の記事の一部は、中日新聞Webサイトでも読むことができます。
関連リンク
SKE48が誕生する際、名古屋は「アイドル不毛の地」と言われたのに全然当時と情勢は変わりましたよね。
SKE48以外のアイドルに疎い自分でも軽く知ってたり、名前だけは聞いた事があるみたいなグループが結構いるもんなあ。